弁護士特約が役に立った事故体験

1.事故の概要

女友だちと二人で、軽自動車で自宅のある千葉県から神奈川県に向かっていた時です。二人とも、不慣れな首都高速を降りてホッとしていた矢先、狭い道路で渋滞にはまってしまったので、そろそろと前の車の後をついて行っていました。

その時、急に右側の横道から隙間を縫って、私たちの車の前に右折しながら、入り込もうと普通車が向かってきました。渋滞でスピードは出してはいなかったとはいえ、急なことだったので、運転していた女友だちは避けきれず、ぶつかってしまいました。

2.事故後の対応
突然の衝撃にただただ茫然と驚き、私たちは車を降りました。向こうの運転手の男性も降りてきましたが、最初から威嚇するような雰囲気でした。
とりあえず、お互いに救急車を呼ぶようなケガをしていないことを確認して、警察を呼びました。
警察に続いて保険会社にも連絡することになったのですが、そこで問題になったのが、運転をしていたのが女友だちで、事故にあった軽自動車がわたしの所有だったということです。

もちろん、わたしとしては、自分の保険会社に連絡しようとしましたが、女友達はそれを阻み、「運転者特約がついているから、わたしの保険会社に連絡する」ときっぱり言い切り、結局、女友達の保険会社に連絡しました。

3.怪我と過失割合

普通に動けていたので、病院に行かなかったのですが、その夜から少しずつ頭痛や首の痛みなどが出始め、翌日にはそれが強くなってとうとう動けないぐらいになりました。地元の神奈川県の病院にかかって、2人ともむち打ちと診断され、千葉県に帰ることになりました。

それから、1週間は二人とも寝たきりのような状態だったので、保険会社とのやり取りや、書類の提出は実家から駆け付けた女友だちの母親が一手に引き受けてくれました。ただ、運転者特約というのは、同乗者に適用が難しいものだったようでしたが、相手方の保険会社と折り合いをつけてくれたようでした。  

過失割合は運転していた女友だちが2割で向こうが8割助手席に乗っていた私の場合は0対10ということでした。車自体の損傷はほとんどお互いになく、わたしもバンパーの交換だけで済んだので、10万円程度でした。

でも、むち打ちの治療自体はかなり長引き、2人とも1年以上の通院が必要となりました。そのうち、相手の保険会社から直接問い合わせが来るようになり、治療を打ち切るための圧力をかけられるようになりました。そこで、とても役にたったのが、弁護士特約です。
弁護士さんが間に入ってくれたことで、相手の保険会社の治療打ち切りの催促はなくなり精神的に楽になりました。
最終的には、1年以上の治療を十分に受けることができ、女友だちも私も後遺症もなく過ごせています。